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  • 執筆者の写真裕希 山路

飲食店は辛い

こんにちは。お店のinstagramにログインできなくなってしまいましたが。毎日営業しています。ログインできるようになるまで、放置していたここを少し動かしていければな、と思います。



さて。

僕は飲食の仕事が大好きです。好き、というと語弊がありますが「生活」として過不足がありません。毎日寝て起きて、店に行き、好きな音楽を聴きながらコーヒーを淹れ、お客さまが来たらもてなし、帰ってもらい、片付けして帰る。ということの繰り返しです。生活と仕事が地続きになっているのです。昨日忙しかった!やばい!商品が足りない!ということはありますが行きたくないなぁ、ということはありません。


一生やれるな、と思います。体が元気なら。


そして一定数そういう人がいるわけですが、それは大多数ではないです。


最近思うのは「自分は楽しいけれど、一般の人たちからしたら大変だろうな」ということです。つまり普通の人にしてみたら飲食業はただの辛い仕事なのです。

労働時間も長いし、辛い、忙しい、給料も安い、休みも少ない。

これらは全て「生活と地続き」であればどうでもいいことになるのですが普通の人はそうではないのです。


今日、卒業生と「最近の人ってすぐ時給聞いてきません?」という話で盛り上がりましたが全くその通りです。とはいえそれが普通なのです。その卒業生は時給も知らずに預金が増えたことで給料の入金を知る、といった始末。僕も若い頃は同じようなものでした。そんなことはどうでも良かったのです。

若い頃にしかできない、日々の仕事をがむしゃらにこなすという「いつの日かもう戻れなくなる」毎日を過ごすことが喜びでした。死ぬほど頑張って「クソみたいな悩み」を抱える暇がないほど働いた。下積みはそんな感じでした。


でも大多数の人にとってはそんな苦しい生活は続かないです。無理なんです。そしてその気持ちを非常に理解できる。自分(たち)はそうはならなかったけど。でも大多数の彼ら(彼女たち)は僕ではないのですから、飲食店というのは辛い仕事だと思います。


にも関わらず「やってみたい」とか「興味がある」という人はたくさんいるのです。さて、どうしたもんかね、といったところですが「大多数の人間にとってみたら飲食業は無理」という切り口があるといろいろわかることが多いです。特に経営者の場合は。

悪いことは言わないから、あまり無理に飲食の世界に入ってこないほうがいいよ、と感じます。

僕は好きですけど。それを軸に回る自分の生活が。


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